茨城県の高校入試が迫ってきました。
中学3年生は,毎年恒例の「県立高校直前模試」を行っています。塾をつくって12年,この直前模試は毎年欠かさずに行ってきました。入試と同じ時間割で,入試直前の1か月に4回~5回の模試を実施します。
模試を通していろいろなことを経験,実感してもらいます。例えば
・最初の英語リスニングは緊張するな・・・
・数学は,できない問題にこだわると時間が足りなくなるな・・・
・国語の作文のために15分は残しておいたほうがいいな・・・
・社会は時間が余るから,2回解けばケアレスミスを防げるな・・・
・最後の理科の時間はかなり眠くなるな・・・
など,いろいろなことを感じ,短期間に成長していきます。
模試の回数を重ねるごとに,点数が上がっていく生徒さんがほとんどです。これは,本番に慣れることで,ケアレスミスやうっかりミスが減り,本来の力が発揮できるようになるからです。
入試では,本来の80%の力しか出ないといわれています。この直前模試を通して,80%が90%や100%に近付くよう最後の後押しをできればいいなと思っています。