H30.3.6 高校入試おつかれさまでした!

平成30年3月6日,茨城県公立高校入試が行われました。受験された方,またそのお父さま・お母さま方,本当にお疲れさまでした。当塾でも,試験日の夕方には解答速報にて自己採点会を開催し,自身のできたところ・できなかったところを確認しました(受験生みんなが緊張した様子で自己採点をしていました…!)。

自己採点後でも,生徒たちが「この問題はこう解くんじゃないですか?」とか,「こういう答え方もありますよね?」と,積極的に先生方へ質問している様子が見受けられ,学習への誠実な姿勢が感じられました。この1年間,受験生の学習姿勢を追ってきて「本当に成長したなぁ…」としみじみ感じています。

合格発表は3/14。 それまで,不安と期待の入り混じった期間を過ごすこととなりますが,天命を信じ日々を過ごしましょう。本当にお疲れさまでした!

今回の試験の総評+ポイント

全体をとおしてみれば,例年とおりの難易度かつ出題だったように感じますが,国語の出題傾向に変化があったり,社会で難問が出題されるなど,受験生によっては「えっ?!」と驚いた方もいらっしゃるのではないでしょうか。また,基礎的な問題集を繰り返し演習した子にとって簡単に感じた問題が多く,「繰り返し繰り返し過去問(問題集)を演習することが大切!」と,試験からのメッセージが読み取れます。

英語
英語は例年通りの出題構成。大問2でやや難しい単問があったものの,長文読解や会話文など,例年通りの出題でした。基礎をおろそかにしない姿勢で,辛くとも長文読解の練習を継続できた生徒が高得点を勝ち取れたのかと思われます。

国語
出題構成に変化があり,大問5題→4題へ。新しく導入された問題では,俳句と古文の複合問題が見受けられ,このことで焦ってしまった受験生もいるのではないでしょうか。ただ,出題内容的には例年通りの難易度で,心情の変化・論理展開・執筆の訓練等を丁寧に鍛錬した生徒にとってはそこまで難しく感じなかったかと思います。

数学
出題は例年通りの構成。難しい問題を含むも,全体としてやや基礎的な問題が多かったのかと感じます。数学は特に過去問・問題集の演習が大切です。何度も何度も繰り返し同じ問題を解き,血肉と化すまで反復学習を心がけましょう。

社会
例年通りの出題構成でした。基礎的な問題と,難しい問題の差が激しかったものの,全体的には平易な事項が問われました。歴史は年号別の整理された暗記,地理・公民は制度等背景を丁寧に理解した学習を心がけましょう。

理科
基礎的な問題が多く,難関校受験生にとっては差がつきにくい出題だったように感じます。用語を丁寧に覚えること,問題集の反復継続がカギとなる科目です。